現役SE直伝!コミュ障でも、エンジニアやプログラマーになれるってホント⁉

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名前:みこみこ 専門:トレンドブロガー&外注化プロ(今まで500人以上一人で雇った経験あり) 肩書き:元システムエンジニア IT系会社員でした! 一緒に働いてた、高橋リーダーにパワハラされてたエンジニア時代に「なんで俺は毎日やりたくもないエンジニアをしているんだ」と思い、在職中にブログで収益化。 平日の隙間時間をフルコミットして、外注化をして最高1日100記事作成を可能とした。 そしてわずか半年で300万PV達成!当時100万収益達成。(アドセンスのみで) 最高月収500万以上達成!(2022年8月達成) 現在は、社畜で忙しい方々に、ブログを書いてもらう方法を伝授している! 会社辞めたくて、ラーメン二郎がきっと好きだと思う給料18万で頑張っているサラリーマンの方々に「ブログは自分で書いたらキツすぎっす」とお話しさせていただいています。得意分野は外注化&トレンドブログ&SNS運用。1人で常時100人程雇い、最低でも1ヶ月100記事以上を自分の時間を使わずに記事追加しており、時間のない社畜に外注化を薦めている。

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仕事をするにおいて、絶対に必要となってくるのは他者とのコミュニケーションですよね。

仕事の内容を確認するのもそうですし、社会人としては報告・連絡・相談は必須です。

これなくしては、大半の仕事や社会生活は成り立たないでしょう。

しかし、多様化した現代社会、消費者のニーズが拡大する現代でなら、コミュニケーションを必要としない職業があっても不思議ではありませんよね。

では、どんな職業ならばコミュニケーションをせずに、仕事を成り立たせることができるのでしょうか。

そう考えると、一番に思いつくのはシステムエンジニアではないでしょうか。

プログラミングを行うのは個人でもできますし、他人と上手にコミュニケーションが取れなくてもやっていけるような気がしますね。

では、実際のところはどうなのでしょうか。

今回は、現役のSEの視点で、コミュニケーション障害でもプログラマーになれるのかという疑問や不安に向き合っていこうと思います。

 

 

システムエンジニアってどんな仕事?

仕事概要について

コミュニケーション障害でもシスエムエンジニアが務まるかの疑問に答える前に、まずはシステムエンジニアとはどのような仕事を行っているかわからなければ話になりませんよね。

そのため、本題に入る前に、まずはシステムエンジニアとはどのような職業なのかをご説明していきます。

 

システムエンジニアとは、コンピューターのプログラムであるソフトウェアの開発において、どんなプログラムにするのかの仕様を決めたり、ソフトウェアの設計を行ったり、それらプログラムの管理を行ったりする仕事です。

システムエンジニア(略称:SE、エスイー)とは、日本において情報システム関連の業務に従事する者を指す用語である。

出店:https://ja.wikipedia.org

System Engineer を略して、SEと呼ばれることもあります。

中にはSEはPCの前に座って、何かしている人程度の認識しかなかった方もいるかもしれませんが、実際にはそのような意味があったのです。

 

ここで注意してほしいのは、SEは一般的にプログラマーが行うような、プログラミング業務は担当しません

しかし、これはあくまで一般的に出会って、企業によってはSEがプログラマーを兼任している場合もあります。

つまり、どんなシステムを組むかを決め、そのプログラムの管理を行う仕事であって、実際にプログラムを組み立てるのは仕事ではないということですね。

もしも、SEへの転職を考えている場合は、企業概要をよく読み、プログラミングも業務に含まれているかをよく見るようにしましょう。

 

では続いて、仕事内容を紹介していきましょう。以下、工程ごとに分けてまとめてみました。

SEの仕事
  1. 要求分析顧客がどんな商品を求めているかを調べます。ここでは実際にヒアリング・聞き取り調査を行います。
  2. 要件定義要求分析で得られた情報をまとめます。また、予算・開発期間などもここで決定します。
  3. 基本設計(外部設計)顧客のニーズに答えるために必要なシステムの設計を行います。どのような機能が必要で、どのような構成にするか、操作方法や表示方法はどうするのか……などといったことを決めていきます。
  4. 詳細設計(内部設計)基本設計(外部設計)で決めた機能や構造を、どのような技術や仕組みで達成させるのかを決めていきます。「機能仕様書」や「データフロー図」など、より専門的でプログラマーがプログラミングを行うために必要な設計書の作成も行います。
  5. テスト詳細設計(内部設計)をもとにプログラマーが作り上げたシステムが、設計したとおりに動くかどうかを確認します。また、システム全体に不具合が起こらないかも確認します。
  6. 保守・運用導入したシステムに何か不具合が生じ、復旧作業が必要になった場合などにシステムの改正やアップデートを行って、安全にシステムが動作するように対応します。

このような手順で、業務を行っているのですね。

ちなみに、④と⑤の間にプログラミングの作業がありますが、そこは一般的なSEの業務内容ではないので省かせていただきました。

 

どんな瞬間にやりがい・厳しさを感じる?

やりがいがなければ、仕事は長続きしませんよね。

そもそも、PCに向き合って作業するだけのよう多くのえる業務の中に、やりがいなど存在しているのでしょうか。

では、そのやりがいをご紹介していきましょう。

 

この五つが主なやりがいを感じる瞬間でしょうか。

1つ目の成長を感じる瞬間は、やはりどの職業でもうれしいしやりがいを感じる瞬間です。

これからもっと頑張っていこうというモチベーションにもつながりますよね。

2つ目のシステムが完成した瞬間もしかりです。

システムでなくても、自分が手掛けた作品などが完成した瞬間には達成感が生まれます。

3つ目のユーザーから感謝の言葉を受け取った瞬間もうれしいですね。

頑張ってシステムを作ってよかったと実感することができますし、誰かの役に立てたというのは自信にもつながります。

4つ目のシステムを利用した瞬間も、自分が手掛けたものが目の前で正常に動作しているところを見ることができるとうれしくなります。

5つ目は主に企画段階ですが、自分の意見が制作に生かされると、貢献したという誇りを持つことができます。

 

と、このようなやりがいもありますが、やはり仕事は仕事です。やりがいばかりではありません

続いては厳しいと感じることをご紹介していきます。

こんなときに厳しさを感じる
  • 納期は必ず守らなければならないため、期限が短くとも絶対に完成させなければならないとき
  • システムに影響を与えるような致命的なミスを犯してしまったとき
  • システムに詳しくない顧客にも、正しくシステムを理解してもらえるように工夫しなければならないとき

上げ始めればまだまだありますが、今回はこの三つですね。

1つ目は言わずもがな、納期の問題です。IT業界はデスマーチだの、ブラックだのという話もよくあります。

納期までの期限が短くても、必ずその日までに仕上げなければならないので大変な部分はあります。

2つ目は自分のミスですね。これはどの職業でもそうかもしれませんが、致命的なミスをしてしまったときは、精神的に大きなダメージを受けます。

特にシステムの場合は、どこかからやり直さなければならなくて、周りのメンバーにも迷惑をかけてしまう場合もあり、余計につらいこともあります。

3つ目は対人の問題ですね。顧客にシステムの説明を行わなければならないのですが、たいていの場合顧客はシステムの詳しい部分について理解していません。

そんな方々に、できるだけ正確に、かつ分かりやすく説明しようとするとかなり工夫を凝らさなければならなくて、それも大変だと感じる点です。

 

さて、この3つ目をみて「あれ?」と思った方はいらっしゃらないでしょうか。

そうです、この仕事は顧客とのやり取りが必要です。

そのため、上手にコミュニケーションが取れない人はなかなかに厳しいと感じる場面があるかもしれません。

それを次項で詳しくご説明していきます。

 

システムエンジニアに向いているのはこんな人!

前項まででどんな仕事なのかは理解していただけたと思います。

ですので、続いてはどんな人ならSEになれるのかをピックアップしていきます。

 

  1. ITに興味がある人
  2. 技術・トレンドに対して敏感な人
  3. コミュニケーション力に自信がある人

1つ目はITに興味がある人ですね。

システムエンジニアもIT業界の一端の仕事ですので、自分の興味のある分野を仕事にできるということは楽しいと思います。

また、興味のあることについての知識を学ぶことができ、自分の力でシステムを作り出すことができることにはやりがいを感じるでしょう。

 

2つ目は技術・トレンドに敏感な人です。

IT業界は常に最先端だといわれています。技術やトレンドの移り変わりは激しく、そして非常に早いです。

日々変わっていく社会のニーズに対応した商品を製作するわけですから、必然的にそれに対応した技術も日々開発されているわけですね。

そのため、変化し続けるニーズに答えるために、新聞や雑誌、インターネットを用いて、常に新しい話題に触れ続けることが必要とされます。

技術やトレンドに敏感な方は、これを苦痛だとは感じないでしょうし、むしろ楽しいと思うかもしれません。

 

3つ目は、コミュニケーション力に自信がある人ですね。

自信がない方でもできないことはないでしょうが……会話する場面はそれなりに多いですので、コミュニケーション能力はあったほうが良いです。

特に顧客やプロジェクトチームのメンバーとの会話を避けることはできません

時には交渉をする必要もあるので、コミュニケーション能力が高い方なら活躍する機会に恵まれるでしょう。

 

システムエンジニアに必要な能力とは?

では続いて、SEに必要とされる能力を見ていきましょう。

これは前項と似ている部分もありますので、前項をまだ読んでいない方は先に読むことをお勧めします。

 

  1. マネジメント能力
  2. 技術的な能力
  3. コミュニケーション力

SEとして活躍していくためには、このような能力が必要になってきます。

マネジメント能力というのは、スケジュール管理や他のメンバーへの負担の割り振りなどの業務を行う環境を管理する能力ですね。

ハードなスケジュールを少人数でこなそうとすれば、無理しないわけにはいきません。

しかし、そんなことをして体を壊してしまったら、仕事により大きな穴をあけてしまいます。

そのため、しっかりと自分の身近や生活を管理できる能力が必要です。

 

また、業務を遂行するにあたっては技術的な能力も不可欠です。

これがなければ、そもそも仕事が始まりません。

SEはプログラミングを行いませんが、プログラミングを行うために必要な情報の提示を行わなくてはなりません。

そうすると必然的にプログラミングに関する知識も必要になります。

プログラミング技術を習得するには、以下の三つの方法が主に考えられます。

  • 独学で勉強する方法
  • 個人でスクールに通う方法
  • 会社規模の研修で学ぶ方法

これらのどれを選択するかは各々の状況によっても変わってくるでしょうから、自分の状況を見極めて技術を身に着けると良いでしょう。

 

さて、ここまでシステムエンジニアについてみてきました。

これを読んで、「じゃあプログラマーとは何が違うのか」と感じた方のために、プログラマーについても解説していきます。

 

興味のある方は、この記事もどうぞ。

【実話】IT業界の会社員は死ぬほどモテる?ヒエラルキー最下位!

 

プログラマーってどんな仕事?

仕事内容

 

システムエンジニアとは、システムの組み立てや管理をする仕事だとご紹介しました。

しかし、プログラミングは行いません。では、プログラミングを行うのは誰の仕事なのでしょうか。

ここからは、その疑問にお答えしていきます。

 

プログラマーというのは、プログラミング言語を用いて、システムやソフトウェアのプログラミングを行う職業です。

システムエンジニアたちがどのようなプログラムを作れば良いかを示してくれるので、それに従ってプログラミング作業を行います

 

一口にプログラマーといっても、その中にはこんな種類が存在します。

種類
  • Web系ショッピングサイトやデータベースなどの構築を行います。

  • 組み込み・制御系電化製品(炊飯器、冷蔵庫など)や、テレビ・スマートフォンなど制御を行います。

  • パッケージアプリケーション系PCで使用するアプリケーションなどを製作します。

  • 社内システム系自社システムの構築や運用などに必要なシステムを製作します。

  • 設備制御系交通機関・工場・研究室などの設備に関する制御を行います。

  • オープン・オンライン系ネットワークでWeb関連のシステムを開発し、サーバーのシステムなどを構築します。

  • 汎用系クレジットカードや金融機関のシステムで使われるメインフレームなどの開発を行います。

  • 通信系ルーターやモデムなどのネットワーク機器・通信関連のプログラムを作成します。

同じように見えるプログラマーでも、実はこんなにたくさんの種類があったのですね。

 

どんな瞬間にやりがい・厳しさを感じる?

では、プログラマーにはどんなやりがいと厳しさがあるのでしょうか。

こちらもSE同様にそれぞれご紹介していこうと思います。

 

SEの項でもお伝えしたとおり、IT業界は技術やトレンドの変化が非常に速いです。

そんな中で最先端のものを生み出すことができた瞬間には、やはり大きな達成感があります。

また、2つ目のプログラムが正常に動いた瞬間はとてもうれしいと感じるでしょう。

特に動かすまでの苦労が多かったものは、その分大きな歓喜と出会うことができます。

 

そして何より、3つ目の美しいプログラムというのも重要な点になってきます。

プログラムというのは、同じ結果を得るために複数の方法や可能性が考えられます。

その中でいかにメンテナンスがしやすくて、読んでわかりやすいプログラムを組むことができるかというのは、プログラムの美しさとして評価されます。

美しいプログラムを書いている人を見つけるとあこがれるものですし、自分もそのように書きたいと感じるかもしれません。

その高みに自分も仲間入りできた時には、喜びを感じることができるでしょう。

 

さて、続いては厳しいと感じる点をご紹介していきます。

こんな点を厳しいと感じる
  • どんなに厳しい納期でも守らなければならない点
  • 激しい変化に対応していかなければならない点
  • トラブルに対応しなければならない点

まず1つ目はSEでもそうでしたが、納期を厳守しなければならないという点ですね。

無理なスケジュールにも対応しなければならないことはやはり大変ですし、緊張感やプレッシャーを感じることもあります。

2つ目は変化やうつろいの激しいIT業界の波に乗っていかなければならないという点ですね。

5~10年前のコードを使っていては、「今どきはこんな書き方はしないよ」と言われてしまいかねません。

常に新しい技術が生み出され続けているこの業界では、新しいものや旬のものを常に調べ、それらへ対応しなければ、技術者としての評価が下がっていってしまいます。

 

3つ目はトラブルの対応をしなければならないということですね。

自分の作ったプログラムに何か不具合が生じた場合、SEと協力して解決していかなければなりません。

もしもこれが社会を動かすために必要な、重要なシステムだった場合は、対応を急がれることもあります。

例えば、銀行のATMが何らかの問題で動作しなくなった時、いつまでもシステムが復旧しなければ多くの人が困ってしまいますよね。

そのため、時には迅速な対応も必要とされるのです。

 

プログラマーに向いているのはこんな人!

ここまでで、プログラマーについてかなり理解していただけたと思います。

では続いて、どんな人がプログラマーに向いているのかをご紹介していきます。

 

向いている人の特徴
  1. 技術・トレンドに対して敏感な人
  2. コツコツと学ぶことが継続できる人
  3. 自分の作業に集中できる人
  4. 論理的に仕事をしたい人

まず1つ目は、SEと同じく新しい技術や情報に興味がある方には、常に情報や流行が更新され続けるプログラマーは楽しいと思います。

また、2つ目として新しい情報を知ると同時に、常に学びを必要としている仕事でもあります。

より良いプログラムを書くために、コツコツとした学びや努力を続ける必要があります。

それが苦手な人はプログラマーには向いていないでしょう。

3つ目は自分の作業に集中できる人です。

プログラミングを行う際は自分一人の作業に集中します。

そういった地道な作業が得意な方には向いているといえるでしょう。

4つ目は理論的に仕事がしたい人ですね。

納期やスケジュールを意識しながら、仕事を進める必要があるため、理論的に仕事がしたい方には向いていると思います。

 

プログラマーに必要な能力とは?

 

前項まででどんな人がプログラマーに向いているかがわかっていただけたと思います。

では続いて、どんなスキルが必要とされるのかを見ていきましょう。

 

必要とされる能力
  • プログラミング能力
  • ITに関する技術
  • 英語スキル
  • コミュニケーション能力

まず1つ目に必要なのは、プログラミング能力ですね。

これがなければ仕事が始まらないため、必須の能力といえるでしょう。

2つ目に必要なのはIT関係に関する知識です。

ハードウェアやネットワークに関する知識があれば、トラブルが起こった際に即座に対応することができます。

3つ目は英語のスキルです。なぜここで英語なのかと思った方もいるでしょう。

プログラミングの技術とは多くのものが海外から輸入されています。

英語の技術があれば、それらの最先端の資料を読み、そのまま理解することができるので、あったほうが便利です。

4つ目はやはりコミュニケーション能力ですね。

プログラマーはSEよりもコミュニケーションを行う場面は少ないですが、それでも何か相談を行わなければならない場面がないわけではありません。

 

プログラマーとシステムエンジニアの違い

さて、ここまで様々な2つの仕事の特徴を見てきましたが、この2つの似通った仕事の違いは一体何なのでしょうか。

前項までの情報をまとめると、SEとはプログラムを作るための外枠を作る仕事で、プログラマーとはその外枠に従って、プログラミングを行う仕事です。

そして、この記事のタイトルであるコミュニケーション能力の必要性については、プログラマーよりSEのほうが必要とされます。

そのため、コミュニケーション能力に自信のない方は、SEよりもプログラマーを目指すと良いでしょう。

また、企業によっては入社初期はプログラマーとしての下積みをして、ある程度の経験がついてきたらSEとしての仕事を行う場合もあります。

これらはよく似ていますが、実はこんな違いがあったのですね。

 

プログラマーに興味を持った方は、この記事も読んでみてください。

元IT業界経験者が語る!プログラミング辛い?やめちまいな!

コミュニケーション障害でも仕事はできる?

コミュ障だと仕事が難しいのはどうして?

ではここからは、ようやく本題に入っていこうと思います。

前項までで、コミュニケーション能力はある程度必要だとお伝えしてきました。

そんなこの仕事を、コミュ障でも行うことができるのでしょうか。

 

現役SE
できないことはありませんが、それらりに苦労はします。

というのも、やはりコミュニケーション一切なしでは、仕事が成り立たないからです。

前述のとおり、顧客やチームのメンバーとの相談など、コミュニケーションを必要とされる場面は多々あります。

そのため、それがうまくいかないと、仕事自体もなかなか円滑には進められないのです。

 

コミュ障というのは、コミュニケーション障害の略称で、他人と上手にコミュニケーションを行うことができない人のことを指します。

自己主張が苦手な方だったり、自己主張が強すぎる人だったりがそう呼ばれます。

コミュニケーション障害(コミュニケーションしょうがい)とは、他人に自分の意志を伝えたり、相手の意志を理解することが困難となる障害のこと。

出典:https://ja.wikipedia.org

しかし、コミュニケーション障害とは、本人の努力次第ではその症状を軽くしたり、完治させたりすることもできます。

 

コミュ障でもSEになれるのか?

自分はコミュ障だから、SEにはなれないのか……」そう思った方、大丈夫です。

コミュ障だからSEになれないということはありません。

 

現役SE
会社によっては、コミュニケーションをさほど必要としない場合もあります。だから、コミュ障だから仕事ができないと心配しなくても大丈夫です。

どういうことかというと、直接のコミュニケーションを行わなくても、このようなケースがあるからです。

 

  • どの程度までの業務を請け負うかによって、必要とされるコミュニケーション能力が変わってくるから。
  • 特定の人としか会話を必要としないから。
  • チャット上で仕事のやり取りを終わらせることもできるから。

これらの理由があるのですね。

 

顧客との会話が苦手であれば、自社内での利用を目的としたソフトウェアの開発に携われば、顧客は自社なので顧客との会話をする必要はありません

初めての人との会話が苦手であれば、いつも顔を合わせているチームのメンバーとだけの会話で済む業務を請け負いましょう。

また、それらでどうしても対応できない場合は、メールやチャットを介してすべてのやり取りを終わらせてしまうこともできます。

つまり、大事なのはどんな会社に勤めるかなのですね。

 

コミュ障でもプログラマーになれるのか?

こちらも、SE同様にプログラマーとして活躍することができます

プログラマーの場合は、前述のとおりSEほど対話を必要としていないので、よりハードルは低いといえるでしょう。

現役SE
担当のSEやチームのメンバーとの会話だけでよく、特に新人の頃は意見や案を求められることはないので、コミュ障でも大丈夫です。

 

実際問題、現場にコミュ障は多いのか?

では、実際に職場にはコミュ障の人はいるのでしょうか。

これだけコミュニケーション能力が必要だと言ってきても、現場で不通に活躍できている事例があれば安心ですよね。

 

現役SE
実際、現場には思ったほどコミュ障の方はいないんですよね……。リアクションが薄いと感じる方はいらっしゃいますが、かといってあまりコミュニケーションを必要としない仕事でもあるので、そこまで困ったことはありません。

リアクションが薄い方や、表情の変化を読み取りにくい方はどの会社にもいらっしゃいますよね。

しかし、だからと言ってそれほど大きな問題になることではありません

また、他の職業よりもコミュニケーションを必要としていないため、コミュ障だと周囲に思われることは少ないのかもしれませんね。

 

現役SE
コミュ障の方がゼロとは言い切れませんが、「この人がいなければ仕事が成り立たない」という理由がある場合が多いです。

つまり、コミュニケーションに自信がなくても、技術があればそれが許容されるということですね。

とはいえ、コミュニケーション力が高いに越したことはありません

自信の技術を磨くと同時に、コミュニケーション能力も磨けると良いですね。

 

コミュ障だと困ることってどんなこと?

さて、ここまで「コミュ障でも働けるが、コミュ障ではないほうが良い」とお伝えしてきました。

しかし、具体的にはどのような場面で困るのでしょうか。

ここからは具体的にその内容をご紹介していきます。

 

面接が通りづらい

まず第一の関門はここですね。面接に受かりにくいという点です。

コミュニケーション能力が低いと、面接官との会話が困難な場面があります。

面接官の意図した質問に沿った回答ができなかったり、黙り込んでしまったりして、なかなか就活がうまくいきません

面接官も面接官で、これから一緒に働いていくうえで働きやすい人を選んでいます。

うまくコミュニケーションが成り立たない方を採用して、今後の業務に支障をきたすことは避けたいわけです。

そのため、就活ではなかなかに苦労することになります。

現役SE
大学の後輩の中にとても声の小さい子がいました。その子とのコミュニケーションが取りづらいと感じたことは何度もあります。
その子は夏休みまで就活が続いており、大変そうだと感じたことがあります。

 

昇給しづらい

何とか就活はうまくいって、ようやく入社できても本当の問題はここからです。

日々の業務の中でコミュニケーションが取りづらいというのは、後々には仕事の評価の中でマイナスとして反映されてしまいます。

上司としてもチームのメンバーとしても、報告・相談・連絡がうまくできない人とでは、仕事が進めづらいと感じてしまいます。

それでは、なかなか昇給できないでしょう。

現役SE
自分も働き始めたばかりのころは、なかなか相談ができませんでした。そのころは、今までやってきた仕事の延長線上のことしかやらせてもらえず、昇給は期待できない状態でした。

大学を卒業したばかりや就職したばかりのころは、なかなか上司や周りへの相談は勇気がいる部分があります。

相談しなければ業務を進められないということは、なんだか自分の欠点のようにも思えてしまいますよね。

しかし、きちんと報告・相談・連絡を行わなくては、上司や周りの人たちも苦労してしまいます。

失敗があれば、それがわかった時点でより早く相談を行うことができれば、より早くその問題の解決にあたることができます。

そのため、「どうしてわかった時に質問しなかったんだ」「わからないなら早く聞け」と怒られてしまう場面もあるかもしれません。

コミュ障だとそれがより顕著に表れてしまい、社内の風当たりが強くなってしまうかもしれません。

 

また、後輩の指導に当たることになったとしても、相手の質問へ的確に回答ができず、手間取ってしまうこともあるでしょう。

ビジネスではきちんとしたコミュニケーションが行えないと、問題が発生する場合もあるのです。

 

興味がある方には、こちらの記事も面白いと思いますよ。

【実話】IT会社員コミュ障だし出会いないし、給与低いからやめておけ!

コミュニケーション力を伸ばすにはどうすればいいの?

では、コミュニケーション力を養うためには、どんなことをすればよいのでしょうか。

欠点があれば補っていきたいですよね。

この項では、3つのポイントをご紹介します。

  1. 結論から話す
  2. 大きなリアクションを心がける
  3. たくさん会話する

次項から詳しく見ていきましょう。

 

結論から話す!

まず1つ目のポイントは結論から話すことです。

こうすることで、的外れな回答を避けることができます。

まず自分が何を伝えたいのかを明確にしてから、どうしてその結論に至ったかを説明することで、話す趣旨がぶれることは減るでしょう。

そういわれてもピンとこない方は、まずはこの3つを守りましょう。

  1. 事実を伝えること。自分の意見や考えを事実に混ぜないこと。
  2. 最初に、これからの話が報告・相談・連絡のどれに当たるかを伝えること。
  3. 結論は相手がYESかNOで答えられる内容にすること。

単純なこの3つですが、これらを意識するだけで、コミュニケーション力は一気に成長します。

特にビジネスではとても重要なことですので、この3つだけでも意識しましょう。

即座にこれらを満たす会話が思いつかないときは、すぐに口に出さずに、まずは自分の中で伝えたいことを考えると良いでしょう。

対話を行っているときは、途中で話が止まると相手が心配する可能性があるので、「要件をまとめたいので、すこし考えさせてください」などと一言かけてから考え始めるとよりよいでしょう。

 

大きなリアクションを心がける!

2つ目のポイントは、できるだけ大きなリアクションをすることを心がけることです。

相手から何かの説明があった時に、相手に自分が理解できたのか理解できていないのかをしっかりと示すと良いでしょう。

もしもわかっていないことが伝わらなければ、自分は理解できていないのに相手には理解できているととらえられてしまって、追加の説明を求めることができなくなってしまいます

それでは、わからないことはわからないままになってしまいますし、最悪の場合は業務に支障をきたします

 

なので、「はい、わかりました」と言ってうなずいたり、「すみません、もう一度説明してください」と聞きなおしたりしてみましょう。

うなずいたり「はい」と相槌を打つだけでは、話している側からすれば伝わったかどうかの判断がつきません。

特にオンライン会議などの場合は、画面上では対面の時以上にリアクションはわかりづらくなります。

相手に反応を伝えることを意識して、いつもより大きくリアクションしてみましょう。

 

たくさん会話する!

3つ目はとにかくたくさん会話をすることです。

何事も技術を語るのは経験です。

苦手だからと会話を避けていては、いつまでたっても上達しません

まずは身近な人や友達などから始めましょう。

自分の意見や思いをはっきりと伝えることを心がけて、時にはアドバイスを求めてみても良いかもしれません。

できないなりにでも努力を続ければ、いづれは必ず上達しますよ。

 

ここで大事なのは、話し上手になることではありません

話を面白おかしく、相手を飽きさせずに話せるようになる必要はありません。

言葉のキャッチボールが成立して、必要最低限でも会話ができるようになるだけで良いのです。

業務上必要な話を聞くためだと思って、頑張ってみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、コミュニケーション能力が低くてもSEが務まるのかということに論点を置いて解説してきました。

 

もしも自分がコミュ障であるという自覚がある方ならば、まずは自信のコミュニケーション能力を伸ばすことを重点に置いてみましょう。

それでもどうしてもうまくいかない場合は、より多くのコミュニケーションを必要とするSEではなく、プログラマーから目指してみてはいかがでしょうか。

 

今回の内容をまとめるとこのようになります。

まずは、SEとプログラマーの違いを紹介しましたね。

  • SE:システムの管理や、プログラミングに必要な下準備を行う
  • プログラマー:SEの指示に従って、実際にプログラミングを行う

 

また、コミュニケーション能力を伸ばす方法についてもご紹介しました。

  1. 結論から話す
  2. 大きなリアクションを心がける
  3. たくさん会話する

この情報がお役に立てて、不安を抱えている方の力になれれば幸いです。

 

気になった方は、この記事も読んでみてください。

コミュ障でもシステムエンジニアやプログラマーになれる?実態を現役SEが教えます!

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「ラーメン二郎」でおなじみのみこみこです!

つーか君は誰なん?みこみこってなんや!
超ちょっとだけ自己紹介いたします。

僕は、システムエンジニアでした。いわゆるプログラマーみたいな仕事でした
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SE辞めました。

資格は運転免許しかない

高校受験も大学受験も失敗しつづけ、就職は東証1部企業だったものの

なんとかIT企業に就職するも、鬱病で退職。

仕事もできない、鬱病になるような人でした。

面倒臭がりのダメダメ人間ですが、
なんとか仕事辞められるくらいの
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