最近知った耳で聞ける読書アプリ。780円聴き放題。これは革命。自転車や電車やどこでも聞ける。これで1日1冊、年間100冊の本のハードル下がった。読書が本なしで楽しめる!荷物にならへんし、いいですよ! - audiobook.jp 無料期間あるので是非お試しを。世界変わります^^。
---------------------------------------どうも、こんにちはミコミコです!
私は客先常駐エンジニア(SES)を、たった2年で退職してしまいました。
ぶっちゃけて言いますが、スキルアップなど向上心を持つ人はSESを選択するべきじゃないという結論に至りました!
この記事で、なぜ私がSESを退職に至ったのか、退職を決めてから私自身どのように行動したのかお伝えしようと思います。
客先常駐エンジニア(SES)とは
まずは、SESについて簡単に説明させて頂きます。
私は、独立系のSlerの会社に入社して、客先常駐(SES)を7ヶ月から8ヶ月続けて、その後に辞めさせて頂いたという形になります。
・クライアントの会社さんに常駐して業務を行うエンジニアを派遣するサービスのことで、エンジニアの人件費が報酬となります。
・エンジニアへの指揮命令権を持ち、エンジニアの労務管理をします。
・エンジニアには ”フリーランスエンジニア” と ”社員として雇用しているエンジニア” の2パターンがあります。
・エスアイアーと呼ばれるシステムインテグレーション業務を担当している企業。
・システムの構築や導入やシステム開発のすべてを請け負い、開発運用保守システムそのものの成果物が報酬となります。
「クライアント」と「SES事業者」と「エンジニア」の仕事の関係性をイメージしてもらえるように図解してみました。
お金の流れとしては、SES事業者がクライアントに必要なエンジニアを派遣して、クライアントから支払われる報酬から手数料・紹介料を引いたものをエンジニアに渡すと言った流れです。
最近では社員を雇用せず、多少利幅は減ってもフリーランスに仕事を振ることで会社の負担を減らすといった傾向があります。
SESを選んだ理由
・将来フリーランスにもなれる!
・キャリアアップして幹部候補にもなれます!
大学院時代にプログラミングなどもやらせて貰っていたこともあり、SESが自分の働き方に合っている!とそう思っていました。
しかし、実際に私が入社して日々感じる現実はことごとく募集要項とは真逆のことばかりでした。
私が体験して感じたことと今に至るまでをお話します
エンジニアの給与について
SESは技術職なので未経験者は難しいと思われるかもしれませんが、実は未経験者も入社しやすいハードルの低い職業なのです。
しかも、未経験者にしては悪くない給料をもらうことができるのです。
もちろん未経験なので右も左も分からないうちは苦労しますが、就職のハードルも低く、ある程度の給料がもらえるという条件は悪く無いと感じる人も多いんです。
年収は300万円スタートくらいがスタートで、500〜650万円くらいまで貰えるようになるのが一般的です。
新卒で入って20代のうちは、同世代で比べたら十分に貰えている方になると思います。
ただ一般的なSESの給与は、500〜650万円が頭打ちだとも言われていますので、そこで満足するのかどうかは個人次第ということになります。
一部の優良企業ですと、それ以上もあり得るようです。
辞めた理由その① 〜単純労働しかさせてもらえない〜
新人は基本的に単純労働しかさせてもらえないからスキルが身につかないという現実がそこにはありました。
ちなみにSESは、大体2人ないし3人くらいを派遣して常駐するというのを原則としています。
そして、この中に1人は新人を入れるっていうのが基本のビジネスモデルになります。
前提として発注元のクライアントさんは、スキルのある状態の人に来て欲しいわけですし、スキルがある人材が来ると見込んでSESに発注しています。
なので、スキルの無い新人がいるということを気づかれないようにしなくてはなりません。
新人はスキルがないので、基本的には単純労働をやることで仕事をしてる感じを出します。
そして単純労働というのはどんな仕事かと言いますと、大体この2つになります。
・テスターと呼ばれる、システムにバグがないかテストをする作業
この単純作業をしている姿が、「ちゃんと仕事してるな」とクライアントさんの目に映ることが重要になります。
私も大学院の方で開発の方を多少やっていたんですが、そんなことは度外視され、例外なく誰でもできるような単純労働をさせられていました。
もちろん、誰でもできるような作業ばかりやっていたので、新たなスキルなどは身に付くはずもありませんでした。
テスト仕様書の書き方など、少しは為になったなと思う部分もありましたが、スキルアップしてるなというような実感を持てるようなことはなかったですね。
同僚の中には炎上案件に当たってしまい、深夜に12時間延々とバグのテストなどを深夜に黙々とやらされていた同僚もいました。
そして深夜だと電車もないので、タクシー退勤なども当たり前だったようです。
ごく稀に新人でも元々高スキルを持ったプロジェクトに携われる新人もいますが、その他多くの新人SEにはその可能性が無いのかなといった印象があります。
辞めた理由その② 〜認識の甘さ〜
シンプルにSESというものに対する私の認識の甘さがあったと思います。
認識の甘さ①
私は、将来的にフリーランスでやっていきたいその為のスキルを身につけたい!ということを視野に入れてSESという業態を選びました。
ですが現実は新人は単純作業しかさせてもらえず、思い描いていた私の未来は打ち砕かれました。
とは言え、上司が「何か質問とかあったら聞いていいからね」と言ってくれていたので、色々聞きながらスキル身につけていくのもアリかなと思っていました。
そして上司に聞きたいことがあったので、実際に聞いてみたところ「そんなのは調べるんだよ!」って怒られたんです。
確かに後で調べてみたら分かったので私も良くなかったかなとは思ったのですが、他の言い方もあるので無いかなと思いました。
その経験から、分からないことあったら気軽に上司に聞けばいいやっていう考えは捨てた方がいいかなと思いました。
認識の甘さ②
私の場合は、上司と新人の私の2人で客先常駐していました。
客先常駐とは、上司も私もお客様からこいつは仕事ちゃんとできるのか?してるのか?と査定されているようなものなのです。
そんな状況なので中間管理職の上司も常にピリピリしている感じでした。
私は、今後エンジニア職の自分がキャリアをステップアップするには、どうすればいいのか気になって調べてみました。
すると恐ろしいことに、私が在籍していたSESの会社で、部長以上になっている幹部職(30〜40人くらい)の中に元エンジニア職の方は1人しかいなかったんです。
そして部長以上の幹部職の人は、営業職上がりの人ばかりだということを後々調べてわかりました
例外なく、僕の部署の一番偉い人も元上司も元営業でした。
つまり何が言いたいかというと、エンジニア職ではキャリアアップは不可能に近いということです。
そして、この事実は誰も教えてくれません。
辞めた理由その③ 〜半端ない疎外感〜
私は、客先常駐という仕事の疎外感に耐えることができませんでした。
客先常駐という仕事の疎外感のイメージが沸きやすいように、分かりやすく図解してみました。
どうでしょう、この疎外感!見て分かるように上司以外に相談したりする相手もいません。
しかも、クライアントさんに仕事に対する意識やレベル人間性というものを常に見られている状況です。
元々身内が2人しかいないのに、上司が休みで新人の私1人しかいない日がありました。
この時のとてつもない疎外感と不安感は今でも覚えています。
そんな日にクライアントから私の方に業務について質問がありました。
もちろんスキルも経験もない新人の私の答えは説得力もなく、クライアントさんを納得させることなどできませんでした。
そんな私のいつも以上に感じた疎外感は、新人の私にはとても辛かったですし、これでは新人の育成なんてできるわけが無いと思いました。
SESでは社内ニートが当り前!
働こうとすることもしない、できないといった非労働者のことを「ニート」と言います。
では労働者であるのにニートという位置付けの「社内ニート」とは何なのか、ポイントをまとめてみましょう。
・誰でもできる仕事しかさせてもらえない暇な時間を持て余す人
これから4つの社内ニートの事例を挙げてお話します。
社内ニート① 〜幹部職に嫌われる〜
前提としてなんですが、SESの管理職の人というのは、理詰めするように聞いてくるような人が多いです。
そして、そんな理詰めの管理職Bさんと、その部下にあたる上司Aさんの実際に起きた事件がこちらになります。
ある日、管理職Bさんに「何でこれやらなかったの?」としつこく聞かれた上司Aさんは怒ってしまい管理職Bさんを無視するようになってしまいました。
結果、無視された管理職Bさんも怒ってしまって、上司Aさんに仕事を振らなくなってしまったのです。
補足ですが、管理職Bさんに勤務時間外の深夜24時とかに日報を出せと指示されたりしてたらしく、上司Aさんもイライラすることが多かったようです。
管理職Bさんも態度の悪い上司Aさんに腹が立つわけでして、上司Aさんは干されてしまい ”社内ニート” になりました。
そんな上司Aさんは、自分の存在意義が分からなくなり、3〜4ヶ月後には異動届を出して部署を異動してしまいました。
管理職Bさんにも問題があったかもしれませんが、上司Aさんも管理職Bさんに対して無視し続けてしまったことも事実であり、どっちもどっちだなと思いました。
でも子供の言い合いのような喧嘩をして嫌われて社内ニートにさせられるような職場ではスキルアップなど望めないことが分かりました。
社内ニート② 〜1度のミスが命取り〜
基本的にSES業界では、そもそも新人に仕事を振らないというケースです。
「新人のミスは、仕事を振った上司のミスになる」というのが大前提なんですが、他の仕事でも同じような経験がある人もいるのではないでしょうか。
上司は自分がやってない仕事で怒られるというのが、プライドも傷つき、何よりも苦痛を感じます。
だから上司は自分のプライドを守りたいから、新人に仕事を振らないんです。
実際、私が客先常駐の新人SESとして配属されていた時に、私も絶対にしてはいけない、たった1回のミスを犯してしまいました。
その時、上司から「ミスしたのは仕方がないことなんだけども、ミスしてしまうんだったら怖くて君には仕事振れないから」って直接言われたことがあったんです。
正直、上司というものは部下のミスをカバーするものだと思っていた私は驚きました。
驚きと同時に、普段からミスの多い同僚が仕事をもらえてない理由はコレだったんだと確信しましたね。
では仕事を振ってもらうことがない新人エンジニアは、一体どんな仕事をしてるかというと、この2つの仕事になります。
・ドキュメント作成議事録
つまりは、誰でもできる雑務の単純労働だけを延々とやらされるんです。
そんな雑務を何年もこなしていくことで、上司の信用が得られるそうです。
そしていつの日か仕事を振ってもらえるようになるそうなんですが、それには個人差があり複数年かかってしまう人もいるとのことでした。
上司のプライドを守るために、ミスできない新人は雑務をこなすだけの社内ニートになるなんだなと僕は理解しました。
社内ニート③ 〜配属先に仕事がない〜
私が配属された部署というのが、レガシーシステムの移行を伴っている部署でした。
・IT業界で、消えていくコスパの悪い古いシステム
つまり、レガシーシステムについて保守運用している私が所属する部署は、仕事がなくなっていく一方だったというわけなんです。
その結果、この仕事のない部署に配属された新人の私や同僚みんなが全員待機を命じられてしまいました。
では新人の私達は、待機中に何をやっていたと思いますか?
・暇な時間は、Udemyでスキルやノウハウを得る
配属先によっては、こんな誰でもできる単純作業を毎日繰り返すことになってしまうんです。
スキルの無い新人は、開発プロジェクトに携わるチャンスがあるはずもありません。
とある日の私と上司の会話なんですが
このように言われてしまった事で、これは会社に依存してはいけないんだなと知ることができました。
自分が原因ではなく配属先に仕事が無いのが原因で、社内ニートになってしまう可能性があることを覚えておいてください。
社内ニート④ 〜生涯、単純労働者〜
雑務をやってる人って、一般では仕事ができない人という認識だと思います。
しかし、SES業界では上司の指示通り雑務をしっかりこなせる部下は、上司にとって仕事ができる人なんです!
上司も開発に忙しかったりする時は、雑務を任せる部下が欲しいわけです。
しかし、雑務担当の部下は肝心な開発には関われないのです。
そんな立ち位置にいた先輩は、その環境に耐えることができず2年後には退職してしまったそうです。
実際、うつ病など精神疾患になってしまった人達も何人かいました。
雑務担当では、実績を積むこともスキルを身につけることもできないのは間違いありません。
社内ニートのメリットとデメリット
正直言うとメリットと感じる人も、デメリットと感じる人もいるのかなと思います。
そこで、社内ニートをメリットに感じる人とデメリットに感じる人はどういう思考なのか想像してみました。
・何となく毎日を過ごしていれば、一定の給料がもらえる
・リモートだったり、仕事が無ければ、その時間を自由に使うことができる
・毎日がストレスで自分の存在価値が分からなくなる
・上司に都合よく使われることに、憤りを感じてしまう
・とにかく時間の無駄を強く感じる
デメリットを感じる人というのは、向上心や目標がある人だと思います。
単純労働のSESに将来性はない
単純労働しかさせてもらえず、その他のスキルが全く身に付かないSESエンジニアは年齢を重ねることで単価が上がってしまい使われなくなってしまいます。
クライアントは単価の低い若い人材を求めるわけですから、単価の高い単純労働しかできない高齢のエンジニアは次第に需要がなくなり常駐先が無くなっていくのです。
つまり、年齢を重ねることで市場価値が下がっていくSEは、早く転職するなどの行動をすべきです!
市場価値が上がるような働き方をさせてもらえないのに、市場価値が無いからと解雇されるなんて酷すぎる話だと思います。
高齢エンジニアがいなくなったら、また単純労働しかさせてもらえない新卒のエンジニアが同じ道を歩むという悪循環でSESは成り立っているんです。
以前そこらへんに関して詳しく書いた記事もあるので、よかったらご覧ください。
退職を決めてからの前向きな行動
いくら切り替えてポジティブな気持ちで進もうとしても、180度方向性を帰るようなものなので不安がなかったといった嘘になります。
でも在職中はお金も一定額貰えるので、今やらなきゃいつやるんだ!という気持ちで色々インターネットで調べたり、本を読み漁ったりな日々を過ごしました。
最終的にネットビジネスの中で「ブログ」を選び、毎日試行錯誤でライティングしました!
仕事をやめて、今以上にフリーランスで稼ぎながら働くと決めたので、そりゃあ生半可な気持ちではありませんでした。
来る日も来る日も収益があがらず落ち込んだ日もありました。
でも自分を信じて続けた結果、わずか半年で300万PV達成! 最高月収350万達成!(2021年5月)することができ、今ではブログの外注化でライターを育てながらサイト運営するようになりました。
今からでも十分に間に合いますので、遅いと言うことはありません!
私と同じような考えの方もたくさんいらっしゃると思いますが、一歩を踏み出して死ぬ気で自分と闘っていきましょう!
まとめ
客先常駐(SES)という環境が私には向いていなかったので辞めましたが、もちろん全ての人が同じというわけではありません。
でもネガティブな経験というのは、必ず自分の糧となり豊かな未来へとつなぐことができます!
プログラムを組みたかったりスキルアップしたいと目標を持って入社した私のように、理想と現実とのギャップに悩ませられているアナタに届くことを願っています。
この記事がそのあなたの背中を押すことができたらとても嬉しいです。
フリーランスとして一緒にがんばっていきましょう!
—————————————————————————————————————————
「ラーメン二郎」でおなじみのみこみこです!
つーか君は誰なん?みこみこってなんや!
超ちょっとだけ自己紹介いたします。
僕は、システムエンジニアでした。いわゆるプログラマーみたいな仕事でした
ブログで300万PV達成&最高月収350万した過去があります
ブログで月100万以上稼ぐことに成功して
SE辞めました。
資格は運転免許しかない
高校受験も大学受験も失敗しつづけ、就職は東証1部企業だったものの
なんとかIT企業に就職するも、鬱病で退職。
仕事もできない、鬱病になるような人でした。
面倒臭がりのダメダメ人間ですが、なんとか仕事辞められるくらいの
収入は手に入れました。
正直、やったら誰でもできると思います。
トレンドブログで会社辞めた方法教えます。
僕がどうやって仕事を辞めて月収100万
稼げるようになったか、下記の記事で公開しています。
「月100万稼ぐまでの物語」はこちら
—————————————————————————————————————————
メルマガもやっております。ポケットモンスターでいうなら、ブログ博士並みに、ブログの話しまくっていますw
月18万円の人生から脱出したい人はこちら!—————————————————————————————————————————
↓トレンドブログで稼げた話まとめました↓
トレンドブログで稼いだストーリー知りたいって??ここ押してもらえばわかりまっせ☺—————————————————————————————————————————
名前:みこみこ 専門:トレンドブロガー&外注化プロ(今まで500人以上一人で雇った経験あり) 肩書き:元システムエンジニア IT系会社員でした! 一緒に働いてた、高橋リーダーにパワハラされてたエンジニア時代に「なんで俺は毎日やりたくもないエンジニアをしているんだ」と思い、在職中にブログで収益化。 平日の隙間時間をフルコミットして、外注化をして最高1日100記事作成を可能とした。 そしてわずか半年で300万PV達成!当時100万収益達成。(アドセンスのみで) 最高月収500万以上達成!(2022年8月達成) 現在は、社畜で忙しい方々に、ブログを書いてもらう方法を伝授している! 会社辞めたくて、ラーメン二郎がきっと好きだと思う給料18万で頑張っているサラリーマンの方々に「ブログは自分で書いたらキツすぎっす」とお話しさせていただいています。得意分野は外注化&トレンドブログ&SNS運用。1人で常時100人程雇い、最低でも1ヶ月100記事以上を自分の時間を使わずに記事追加しており、時間のない社畜に外注化を薦めている。
みこみこってどんな人か見てみる!